介護保険の給付制度について
平成27年10月30日

  前回は介護保険制度と保険料についてお話しましたが。今回は、給付サービスの概要について予備知識として確認しましょう。

 皆さんはお手元に、保険者松戸市発行の「介護保険被保険者証」をお持ちになっていると思いますが、介護給付サービスを受けるときはこの保険証が必要になります。

 介護給付を受けるまでの手順は、?松戸市へ本人または家族等により申請,②松戸市の訪問認定調査,③要支援・要介護の認定,④決定通知(原則30日以内)という流れになります。
  要介護・要支援の認定を受けますと、どのサービスを受けるかをケアマネージャー(介護支援専門員)にケアプラン(介護サービス計画)を立ててもらい介護事業者を決めます。現在ケアプランの作成費用負担はありません(今後利用者負担とする改正検討中)。なお、ケアプランは、自分で計画して松戸市に届け出て確認を受けることも可能です。

保険給付には、要介護者に対する「介護給付」と、要支援者に対する「予防給付」があります。

 介護給付は、要介護該当者を、心身状態、運動能力等に応じ要介護1(軽度)から5(重度)に区分し、各段階に応じて居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスが受けられるものです。これらはケアプランに基づきサービスを提供する介護事業者と契約して利用します。  

居宅サービスは、ホームヘルパーによる訪問介護、福祉用具の貸与等のサービス、日帰りで受けられる施設通所介護(デイサービス)、施設に短期入所する生活介護(ショートステイ)などがあります。

施設サービスは、?介護老人福祉施設(特別養護老人ホームで、本年4月から要介護3以上が対象です)、②介護老人保健施設(技能訓練、介護)、③介護療養型医療施設(急性疾患回復期の人、慢性疾患者対象の介護医療施設)の3種類があります。

地域密着型サービスは、定期巡回・随時対応型介護看護、夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護があります。
 相談は、地域包括支援センター(愛称:高齢者いきいき安心センター)へ。 

予防給付は、要支援者12(要介護1より軽い)が対象で、介護予防サービスと地域密着型介護予防サービスがあります。松戸市は本年4月から介護予防サービス(細目省略)のうち、訪問介護(ホームヘルプ)と通所介護(デイサービス)の2つのサービスを、従来の国統一のサービスから新しい総合事業として「訪問型サービス」と「通所型サービス」へ移行しています。利用する場合は、所定の基本チェックリスト(認定審査手続きは省略)実施により、新松戸地域包括支援センター(新松戸中央病院近くに所在)でケアプランを作成してもらって利用します。

地域密着型介護サービスは、介護予防認知症対応型通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護等があります。グループホームは、要支援1(最も軽い)の人は利用できません。 

これらのサービス費用は、一定の利用限度額がありますが、原則、利用者が1割負担、9割給付です。ただし、本年8月から年金収入等一定収入がある人は2割負担(前回ご案内)となっています。「広報まつど327号」で確認ください。

 

 (参考文献)

 ・広報まつど27..3.27号 「介護保険制度が変わります」

  ・ 広報まつど27.10..27号  愛称が「高齢者いきいき安心センター」に決定しました

 ・介護保険法